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   <title>デザイナーの仕事</title>
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   <updated>2011-08-29T09:54:23Z</updated>
   <subtitle>デザイナーのストレスを克服し、なおかつクライアントを納得させる方法論を解説します。
またそれによって、デザイナーが本来の意味で力を発揮できることを目標とします。</subtitle>
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   <title>人はやはり、人に育てられる。</title>
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   <published>2011-08-29T09:51:58Z</published>
   <updated>2011-08-29T09:54:23Z</updated>
   
   <summary>さる営業との会話… 「制作のTちゃんな、今度クライアントの所へ 　連れて行って下...</summary>
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      さる営業との会話…
「制作のTちゃんな、今度クライアントの所へ
　連れて行って下さいって言うねん」
「ほう…そんな事いうてたんや」
「健気やなあ。。。」

いや,
そう感動するほどのことでもない。
まじめにデザインしていれば、いつしかクライアントに
直接ヒアリングしたくなるはずなのだ。

      「営業はどうしてこんな馬鹿な話をきいてくるのだろう？」
「クライアントがそういうから？」
「そんなことないだろう！」と、
そのうち
「本当にクライアントはそう言っているのか？」と思い始め、
「こりゃ自分で聞かなければ…」と考え至るのである。

…のである。。。
といいながら片方では、
実は私自身クライアントに会うの嫌だった。

その頃の私の思いとして、
デザインは芸と一緒で、舞台で披露したらそれで終わり。
ブーイングの嵐だろうが、
無視の荒野だろうが、
雨あられの賞賛だろうが、
一切弁解も解説も説明もすべきではない…

演じる側が「今のはあーでこーで…」なんて説明するのは、
格好悪いことこの上ない！と思っていたのだ。

つまり、クライアントの意図を正確に把握して
それを表現したデザインであれば
クライアントの評価はついてくる。
評価されなければ、理解が得られなかったか
単に気に入られなかったか。。
（客のレベルが低い…とまで考えてた。。。笑）

まるで、キーパーと一対一のPK戦のような感覚だった。

でも、こんなのを美学とか言って突っ張るのは
ケツの青い証拠であり、
実際は、私は人見知りをするタイプで
初対面の人と対等に話すなんてことは
気後れして仕方なかったのだ。

しかし、
青いこと言って穴の中に潜り込んでいるままだったら…
ひょっとして今頃デザイナーをやっていたかどうかわからない。
もし続けていたとしても、
凄く守備範囲の狭いデザイナーでしかないだろうと思う。


なぜそう思うのか？

それは、クライアントと会うことで、
自分の想像の範囲の外はいかに広い世界なのか、
それが、どれだけ面白いのかを知ることができたからなのだ。

もちろん「面白い！」と思い至るまで、
限りなく恥もかいたし失敗も繰り返した。

でも…
変な人から悪魔のような人、面倒くさい人や優しい人、
ナイフのように頭の切れる人…本当に色々な人がいて、
その人々もその背景もすべて想定外に面白かった。

もっともそんな人々に揉まれて、昔のようなピュアな部分は
少し摩耗してしまったかもしれない。
ただ良しにしろ、悪しきにしろそんな人間に育ててくれたのは、
置かれた環境で会った様々な人々なのだ。

そして今、
まがりなりにも、デザイナーという肩書きでご飯が食べられるのだから
穴から無理矢理に引っ張り出してくれた人や、
揉んでくれた人々に感謝しなければならない。

人はやはり、人に育てられる。
人は、人と人との関係性の上でしか成長もないし、
生きることさえままならないのだ。

クライアントに直接会うと言うことは、
単に仕事を円滑にするだけではない
とっても大事な意味があると思う。

ひょっとして、毎日素晴らしいグラフィックを目の当たりにして
刺激を受けることよりも、
デザイナーにとって大切な経験かもしれない。


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   <title>スーパーマリオをしみじみ思う</title>
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   <published>2010-12-04T14:58:57Z</published>
   <updated>2011-08-02T05:04:31Z</updated>
   
   <summary>さてのっけから関係なさそうなお話しだが、 任天堂の不朽の名作スーパーマリオブラザ...</summary>
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      さてのっけから関係なさそうなお話しだが、
任天堂の不朽の名作スーパーマリオブラザースが
今年で25周年だそうだ。


その時と同じ25年前の秋、私は大学の就職課の求人一覧を眺めていた。
その頃の就職活動と言えば、涼しくなってからやるモノだった。
（だからスーツは冬物1着でOK。夏物は就職してからの給料で買っていた）
      涼しい秋といっていっても、三回生じゃなく四回生なのだ。
今の人たちから見れば、この時点ですでに落伍者だろう（笑）
だが周りだってそんなもんだった。
特に美大などに通うと決めた時点で、
落伍者とまでは言わないまでも、「社会から外れた奴」扱いを
受けていた。。それが時代でもあった。


実際うちの親父なぞは、息子の卒業後の就職先は
看板屋しかないと固く信じていた。


そんな涼しい…と言うよりすでに少々寒い時期に
張り出されていた求人一覧には、
きら星のごとき大企業から名も無き東大阪の工場まで、
様々な企業が並んでいた。


その中のひとつに任天堂もあった。
しかし、その25年前の任天堂はきら星のひとつではなかった。
爆発的にマリオは売れていたけど、
みんなの印象は、花札とトランプのメーカー、
しかもマリオが売れて初めて知った…
的な認識だった。


私はちょっと面白そうだなと気にはなっていて、
何だか先は分からないけどキラッと光る
未知の面白さは感じていた…
もちろん現在のような巨大なゲーム市場なんてのは
想像もしていなかった。
そしてそれは、その時代の人々のほぼ共通認識だった…
と思う。
ある一部の人々を除いては。。。なのだが。


私個人に話を戻すと、
就職先としての任天堂を想像した時一番のネックとなったのは、
美大まで出て、あのドット絵を描くのかぁ…
だったのである。


今も、Wiiなどで初期のマリオシリーズで遊べるので
ご存知の方も多いだろうが、
あの頃のゲームのグラフィックと言えば、


まあ…
あんなもんだった。


もちろんパッケージデザインやら、ゲーム全体の制作やら
あったのだろうけど、
どうしてもあのドット絵が引っかかったのだ。


社会から外れた奴といわれて、アウトローぶったり、
オレは違うんだぜ的な気持ちは持っていたけれど、
結局は、美大出のプライドみたいなものに
しがみつきたかったのかも知れない。

世の中の見方だって、
普通一般の視線でしか、見えてなかったのだ。

そんなチキン野郎だから、
任天堂についての認識も、仕事内容もさることながら…
なんか新進企業だなあ、いや創業は古いみたいだぞ、
それより、運を天に任すなんて企業はどうなんだ？


…などというマイナスイメージが増殖して
結局エントリーすらしなかった。
キラッと光る未知の世界は、雲に隠れてしまっていた。


過去について「たら」「れば」を言い出したら、
きりがないから考えないようにしているのだけど、
もし就職できていれば…
ひょっとしたら自分のグラフィックが世界中に
展開していたかもしれない。
そんな可能性を自ら摘み取っていたのだ。


決して、チキンだなんて言葉を使って
けしかけている訳じゃないけれど、
たった一点しかない、しかも「そんな気がする」だけ…
という可能性にかけるという「男前な行動」を
人生の岐路でするのもいいんじゃないかと思う。


「男前な行動」をできなかった人が語ると
全く説得力がないのだけれど。。


ただ、いま就職先を探している人に言うならば、
職探しというのは大した事なのだけど、
それはそれで、ひとつのハードルでしかないのだ。


追い詰められる感覚も分からなくもないのだけど、
それは、単純な思い込みや、すり込まれた情報の枠内で
追い込まれているだけかもしれない。
ひょっとしたら、
皆が振り向かない所に、光が差しているかもしれない。


そして、
どこ行っても、何をしても、
自分の人生の収支は自分の意志で決まるのだ…
だから、人の意見やメディアを参考にしても、
決して騙されちゃいけない…

ということです。



え、
私の収支はどうかって？


そんなもん、棺桶に入った時じゃなきゃわかりませんよ。

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   <title>効率と丁寧な仕事の微妙な関係</title>
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   <published>2010-08-17T09:08:20Z</published>
   <updated>2011-08-02T05:04:33Z</updated>
   
   <summary>BtoBの商売ばかりで、直接消費者へ販売する商品を持たなかった会社が、 満を持し...</summary>
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      BtoBの商売ばかりで、直接消費者へ販売する商品を持たなかった会社が、
満を持して直接市場へ送り込む商品を開発した。
ついては、その商品パンフレットを作って欲しい…いうオーダーを受けた。

元々が消費者と遠いところで製品をつくっていた会社なので、
この新商品もなんとなくズレているような気がする。

具体的にどんな商品かを言うと、差しさわりがあるので控えるのだけど
どうにもお客さんのハートを掴んで離さないものには思えない。
でも値段を聞いてみると意外に安い価格設定だ。

オーダーとしては、パンフは高級感を押し出して作ってくれという。
      高級感と値段のギャップで買わせるつもりかもしれないけれど、
今のお客さんは、いくら安くても要らないモンには手は出さない…
というか、そんな余裕がないという状況を理解しているのか、いないのか。。。

ここで、「市場はそうじゃないですよ」と言って「丁寧」に説明すれば、
いくら固い頭であっても、理解するかもしれない。


でも…と思う。

そこから入りだすと、仕事の幅がとてつもない幅になってしまう。
それに、その仕事の中にはネーミングや販売計画など
私の専門外のパートだってある。
もちろん、頼まれればその道のプロを連れてくることはできる。


でも…と思う。

とてつもない幅の仕事を、
現在請け負いつつあるパンフの制作費内でやるならば
とてもじゃないが割が合わない。

そして、パンフ制作以上のギャランティが出る見込みもない。
ゆえに私は「そうじゃないですよ」とは言わないのだ。
（言えないといった方が正しいか…）

これは職務怠慢なのだろうか？
それとも効率を優先した賢い判断なのだろうか？

見えてる仕事から目をそむけるのは、怠慢かもしれない。
がしかし、10年以上前なら怠慢かもしれないが現代は事情がちがう。
現代は、取れるものをガッチリ守る…という判断になる。

これは、私が10歳以上年を取ったから…だけではないはずだ。


でも…と思う。

たまに、
こんな誠実な社長ががんばろうとしているのだから…
一肌脱ぐか！と思い「丁寧」に仕事をすると、
結局作業量は売り上げと全然見合わなくなったりする。

これで会社から怒られることは、あまりないのがまだ救いなのだが、
この辺のさじ加減の甘さは、勤め人だからこそできるものでもあるのだ。
私が個人事業でやってたら、どこまで「丁寧」にできるかわからない。

というより、そんな「面倒」なことに首を突っ込まないように、
フタをしてしまうかもしれない。


そしてまた、思うのだ。

でも…と。



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   <title>真っ赤なバラ</title>
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   <published>2010-06-17T10:03:25Z</published>
   <updated>2011-08-02T05:04:33Z</updated>
   
   <summary>そろそろ春めいてきた外の風景。 すぐ裏を走る電車の音も、 カタコトといつもよりリ...</summary>
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      そろそろ春めいてきた外の風景。
すぐ裏を走る電車の音も、
カタコトといつもよりリズミカルに聞こえる。
そんな風景とは別に小さな事務所の一室は、
膠着状態に入っていた。

「ん～なんかちゃうんやなあ。。」
「…」

不動産チラシの打ち合わせ…
初めての取引先で、社員もいない社長ひとりの会社だった。
とりあえずラフを提出（この行為自体問題なのだが）したものの
お気に召さないようである。
      「あ、前に一発で売れた物件のチラシがあるんや！それを見てや。」

ガラッパチ、べらんめえ調という言葉がぴったりの社長である。
関西弁だから、「べらんめえ」というのも変なのだが、
私はこの場合当てはまる言葉を知らないので、
とりあえず「べらんめえ社長」と
心の中であだ名をつけた。

べ：「これや…」

私：「！？」

表面の右下のアイキャッチになる部分に
ド～;ンと真っ赤なバラが鎮座している。

私：「社長、このバラは…」

べ：「どや？グッとくるやろ！」

私：「は…。」

私は、言いたいことをグッとこらえていた。
というより、何を言うべきなのか…分からない。

そして、
もう既に費用対効果とか顧客ニーズとか
効果測定とかマーケティングとかの枠を越えた
領域に飛び込んでいる事を自覚しなければ
ならなかった。

社に帰り、色々考えてみる。
多分通常のパターン、正攻法の構成とデザイン…
つまり物件のメリットを満載したり、家の性能をひけらかしたり
するようなモノでは通らないだろう。

なにせ理屈がないのだから…

グッとこなければ（笑）ならないのだから…

じゃあ…

やっぱり…

バラか！？

いや通すためならなんでもするつもりだが、
これでも私はデザイナーなのだ。
効果がなく、意味のないものは排除しなければならない。

バラに効果がない…？

赤いぞ…

目立つぞ…

十中八九オーケーがでるぞ…

どこかで悪魔が囁く。

妙に赤色が目に痛い…

いや言う通りにしたらそれまでだ！
べらんめい社長の想像を越えるモノを
出さなければ…

そして三日後。
色々と考えた末、二つ案を用意していった。
一つは…

私：「さてこれです。」

ひまわりを配して、キーカラーに鮮やかな黄色を使った。
バラよりは若々しく元気がでるイメージだ。
気が早いけれど、季節もこれからだ。
何より、社長をノックダウンさせる殺し文句も考えてきた。

私：「社長！ひまわりが咲くまでにこの8物件完売しちゃいましょう！」
　　「その意味も込めてひまわりにしたんです！」

決まった！私は一人ほくそ笑む…
ま、とりあえずもうひとつの案も出しておくか…

私：「それからこれも作っておきました。バラです。」

なんだ結局作ってるのか…
と、思われた方もいるでしょう。
しかし、
私は仕事を落とさずキッチリ収める、
プロでありたいと思う。

社長の眉間にシワが寄る。
ミリオネアの、みのもんたのような緊張感が走る。
汗が…流れたかもしれない。



「やっぱり…バラやな」




私は、もう何回目になるのか忘れてしまった独り言を
つぶやいていた。
「マタ、ツマラヌモノヲツクッテシマッタ」



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   <title>300ページの孤独</title>
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   <published>2010-05-17T09:16:11Z</published>
   <updated>2011-08-02T05:04:33Z</updated>
   
   <summary>今から数年前の話‥ 「32ページぐらいがええなあ」 「そうですねぇ。。」 「56...</summary>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.de-work.com/">
      今から数年前の話‥

「32ページぐらいがええなあ」
「そうですねぇ。。」
「56ページでもええわ。。」
「それもええですね。」
「100ページ超えるとあかんわ。。。」
「そうですねぇ。。」
「もう覚えられへんもんな。。」
「そうですねぇ。。」

何の話か…
300ページを超えるカタログのミニラフを前にして
ボ～っとそんな話をしているのだ。
      話相手は、この仕事に関係のない奴だから
テキトーな合いの手しか入れてこない。

ミニラフとは、各ページのサムネイルをページ順に並べたもので、
ページものを作成するとき全体を見渡すことのできる、
海図のようなものを指します。

海図‥そう300ページともなると、海図といっても過言ではない。
未知の大海原へ旅立つようなものだ。
どんな化け物が出てくるか、どんな苦しい航海が待っているのか？

もちろんこの世の中にはもっと困難な仕事があるに違いない
そんなことは分かっている。
わかっているのだけれど、毎年この仕事をやる前に必ず愚痴を言う。

毎年やっているということは、航海といっても同じところを回る
ルーティン作業のように思われるかもしれない。
しかしいつも、予算緊縮という化け物は出てくるし、
全ての足並みが揃わないのにスケジュールは短縮という
魔女に騙されたりする。
ともかく、苦しい航海になるのは間違いない。

一体どこまで予算と納期は圧縮されるのであろうか？

すでに予算は全盛期の半分。納期は三分の二になっている。
制作スタッフにいたっては三分の一だ。
もともと三人だったから‥

なんだオレ一人じゃねーか！

こんな孤独な作業をしなくてはならないデザイナーは
いったい日本中にどのくらいいるのか？

実はこの二年後、私は病に倒れるのだが、
今思うと、予算や納期が圧縮されたことのプレッシャーよりも
孤独な作業を続けなければならない‥という
見えにくいプレッシャーのほうが大きかったと思う。

そう、
航海中に出てきた化け物の正体は、
予算緊縮でも、納期短縮でもなかったのだ。

何かを圧縮すると、それが元々適正なものであれば
必ずどこかに支障をきたす。
その圧力は出口を求め、
一番弱っている部分から噴出するのである。

この場合、適正人員配置だったものを圧縮したおかげで
圧力という化け物は私の身体を襲ったのである。

今これを読んでいる方々で、思い当たるフシがある人は
勇気を持って、クライアントなり上司に進言して欲しい。

適正なものを削ると、
必ずとんでもない化け物が出てくる‥と。
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   <title>デザイナーの怖い話1</title>
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   <published>2010-02-08T10:31:43Z</published>
   <updated>2011-08-02T05:04:33Z</updated>
   
   <summary>「呪文」 ある晴れた日の午後、 数ヶ月に終ったチラシデータをクライアントに PD...</summary>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.de-work.com/">
      「呪文」

ある晴れた日の午後、
数ヶ月に終ったチラシデータをクライアントに
PDFで送って欲しいと営業より連絡がきた。
      <![CDATA[
「アレ？そういえば次回も頼むとか言ってたくせに、とんと連絡が無かったな…」
こんな状況で前回のPDFを要求される場合、理由は明快だ。

クライアントは他社へ発注するつもりなのだ。
PDFファイルを渡すと言う事は、
ロゴから写真から色指定から全ての情報を他社へ手渡すということだ。
デザイナーなら誰でも知っていることだ。

営業はそんな事を気づいているのか、いないのか…
いつもの脳天気な声で、
早めにメールでクライアントへ送って下さいね～…と
電話をしてくる。
これでクライアントに貢献しているつもりなんだろう。。。
間抜けな奴め！

いつもはだまって言う事を聞くのだけど、
そのノー天気さがあまりにも腹が立つので、
私は、彼らに天罰を与えてやろうと思い、
PDFに呪文をかけた。

呪文とは、
つまり、PDFにパスワード設定をしてやったのだ。
しばらくすれば、クライアントに急かされた営業が、
パスワードを聞いてくるだろう。
その時彼はこの恐ろしい呪文を知る事になる。

その呪文とは…

「chosakuken-shingai」



お後がよろしいようで～


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

■ デザイナー3年目●クライアントとのつきあい方読本
■ 発行元：ふつうのデザイン
http://ordinary.jp/
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お手数ですが■には半角＠を入れてください。
■ 登録は<a href="http://www.mag2.com/m/0000155103.html">コチラ</a>

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・]]>
   </content>
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   <title>ちょっとナマなデザインフィーの話</title>
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   <id>tag:www.de-work.com,2010://19.15582</id>
   
   <published>2010-01-25T10:29:49Z</published>
   <updated>2011-08-02T05:04:34Z</updated>
   
   <summary>二年前にあったおはなし… さる新規クライアント先でのうちあわせ… 外は一月の風が...</summary>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.de-work.com/">
      二年前にあったおはなし…

さる新規クライアント先でのうちあわせ…
外は一月の風が吹きすさんでいるのだけれど、
打ち合わせコーナーにある窓は、すりガラスなので、
外が見えず日差しだけが入ってくる。
だから、そのコーナーはポカポカとやたら暖かい。

しかし実際は、
暖かいというよりはホットな話が
そのコーナーでは繰り広げられている。

      <![CDATA[「ふむふむ。なるほどなあ。よーわかるわ。」
「ですから、この構成を一度御社内でご検討頂きたいのです。」
私よりは5～6歳は若いと思われるその担当者は、
提案した会社案内の構成案を気に入ったようだ。

前回の打ち合わせから今日までの間に、ネットで業界のことを
調べていたことも、信用を得るひとつになったようだ。
提案した構成案自体は、オーソドックスなものだ。
でもその中で、どれだけ親身にクライアントのことを
考えてあげられるか？がポイントである。

実は私は、その部分については自信がある。
たまに自分自身「おい、おい」と突っ込みたくなるほどなのだけど、
でも、これは実際の所、巧妙な「おべんちゃら」なのだ。

つまり、「世渡り上手の罰当たり」と言う奴である。

しかし、巧妙な「おべんちゃら」でなんとかなるものと、
ならないものがあるのだ。それが…

「なるほどな。で、全部作ったらナンボになるのん？」

というクライアントからの攻撃である。
しかし、

「で、これつくったらナンボ儲かるのん？」

攻撃よりはまだマシである。
自分が儲かる金額は出せても、人が儲かる金額までは計算できない…
しかし、プランナー、マーケッターの提案ならそこまで出している。
もっとも、それは往々にして絵に描いた餅なのだけど。。。

ともかく今回は、
「で、全部作ったらナンボになるのん？」攻撃が始まった。
もちろん、その攻撃も予測はしていたので、打ち合わせの冒頭に
「ある程度煮詰めたお話をしないと、制作見積もりは難しいです‥」と
釘を刺しておいたのだけど、どうやら納得の度合いがこちらの予想以上に
深いらしい。
ともかく必要以上に気に入ってくれているようなのだ。

ある意味うれしい誤算かもしれないのだけど、
制作費はある程度ぼかして進める方が後々上手くいくことが多いので、
本日の所は、それこそケムリに巻いて消えるつもりだったのだ。

ところが、いきなり「ナンボ？」と来た。
営業も「どうしよう‥」という字を顔に書いている。
私も、「・・・・」と詰まった。。
とそのまま、1分ほど押し黙る。

これがテレビ番組なら、放送事故である。（笑）
このまま黙っていても前へ進まない。
提案内容は非常に気に入ったし、進行方法も満足だ。
後は値段だけなのだ。
値段だけが、気に入るかいらないのか不明なのだ。
‥と、クライアントの顔に書いてある。

このまま沈黙がつづけば、営業が勝手に売りやすい値段を口走るに違いない。
そうなれば、こちらのモチベーションに影響する。
そこで、私は腹をくくった。

「まず撮影ですが、ざっくり二日要すると計算して12～13万円‥」
「デザイン料はページ当たり2万円となり、12ページですので24万円」
「基本的にテキストをいただく前提ですが、若干まとめてコピーワークが
必要になりそうですので、この部分に3～4万円と」
「大体40万前後となりますね。」

営業の顔は引きつって、固まっている。
こづいたら「コーン」といい音がしそうである。（笑）

「う～ん、ということは印刷費もいれて50万強ぐらいか‥」
すこし天井を見ながら、クライアントは腕を組む。
私は、私で改めて「ウチの印刷は安いなあ」と思った。
それもどうかと思うのだが‥

「よっしゃ！決めた！お願いするわ」
なんだか、あっさり発注が決まった。
長年この仕事をやっているが、目の前で発注OKがでるのははじめてだった。

さてこの会社案内12ページで制作費40万と言う数字だが、
皆さんはどう思うだろうか？
ウチの担当営業は「冷や汗たらたらモンでしたわ」などと言っていたが、
私自身、この仕事に関わるスタッフの頭数やかかるであろう時間を考えても
（といっても私だけだが‥）妥当か、もしくは安いぐらいかと思っている。
（10年前からすれば破格の安さだと思う…）

世間相場から離れて久しいので、これが妥当かどうかははっきり言って
わからない。
しかし、これよりもずっと低い金額で請け負っている所は多いだろう。
私の勤め先の営業なら、この値段の半額ぐらいで請け負うこと間違いなしだ。

しかし、私はこの40万は必要な数字だと思う。
別に半額で決まったからといって、私の給料が半額になるわけでもない。
しかし、社会も業界も、そして自分も先のことを考えたら、
やはり金額で突っ張らなければいけないのだ。

このメルマガでは時折、デザイン費のことについて
話すことがあるのだけれど、
デザインという仕事の「やりがい」の影には「報酬」というものが
必ず存在している。
大先生クラスになると、もうあまり関係ないのかもしれないが
多くのデザイナーと名のつく仕事をしている人々は「報酬」に
大いに関係があるはずだ。

さて、
帰り道すがら営業がぽつんと聞く
「もし安くしてくれって言われたらどうしました？」
「ん？多分まけてたと思うで。」と、私。。。
「やっぱし‥相手と面と向かうとまけるでしょ？」と営業…
「でもな‥」
「安くしたら‥手は抜かんけど、気は抜けるわな。。。」

自分の口からふいにでたのだけど、
ちょっと気に入った言葉だった。


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   <title>効率と丁寧な仕事の微妙な関係</title>
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   <published>2010-01-08T09:16:01Z</published>
   <updated>2011-08-02T05:04:34Z</updated>
   
   <summary>BtoBの商売ばかりで、直接消費者へ販売する商品を持たなかった会社が、 満を持し...</summary>
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      <name></name>
      
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         <category term="11メルマガ再録" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
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      BtoBの商売ばかりで、直接消費者へ販売する商品を持たなかった会社が、
満を持して直接市場へ送り込む商品を開発した。
ついては、その商品パンフレットを作って欲しい…いうオーダーを受けた。

元々が消費者と遠いところで製品をつくっていた会社なので、
この新商品もなんとなくズレているような気がする。

      <![CDATA[具体的にどんな商品かを言うと、差しさわりがあるので控えるのだけど
どうにもお客さんのハートを掴んで離さないものには思えない。
でも値段を聞いてみると意外に安い価格設定だ。

オーダーとしては、パンフは高級感を押し出して作ってくれという。

高級感と値段のギャップで買わせるつもりかもしれないけれど、
今のお客さんは、いくら安くても要らないモンには手は出さない…
というか、そんな余裕がないという状況を理解しているのか、いないのか。。。

ここで、「市場はそうじゃないですよ」と言って「丁寧」に説明すれば、
いくら固い頭であっても、理解するかもしれない。


でも…と思う。

そこから入りだすと、仕事の幅がとてつもない幅になってしまう。
それに、その仕事の中にはネーミングや販売計画など
私の専門外のパートだってある。
もちろん、頼まれればその道のプロを連れてくることはできる。


でも…と思う。

とてつもない幅の仕事を、
現在請け負いつつあるパンフの制作費内でやるならば
とてもじゃないがコストが合わない。

そして、パンフ制作以上のギャランティが出る見込みもない。
ゆえに私は「市場はそうじゃないですよ」とは言わないのだ。
（言えないといった方が正しいか…）

これは職務怠慢なのだろうか？
それとも効率を優先した賢い判断なのだろうか？

見えてる仕事から目をそむけるのは、怠慢かもしれない。
がしかし、10年以上前なら怠慢かもしれないが現代は事情がちがう。
現代は、取れるものをガッチリ守る…という判断になる。

これは、私が10歳以上年を取ったから…だけではないはずだ。


でも…と思う。

たまに、
こんな誠実な社長ががんばろうとしているのだから…
一肌脱ぐか！と思い「丁寧」に仕事をすると、
結局作業量は売り上げと全然見合わなくなったりする。

これで会社から怒られることは、あまりないのがまだ救いなのだが、
この辺のさじ加減の甘さは、勤め人だからこそできるものでもあるのだ。
私が個人事業でやってたら、どこまで「丁寧」にできるかわからない。

というより、そんな「面倒」なことに首を突っ込まないように、
フタをしてしまうかもしれない。


そしてまた、思うのだ。

でも…と。




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   <title>聞かせ‥とは？</title>
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   <published>2009-12-17T10:35:06Z</published>
   <updated>2011-08-02T05:04:34Z</updated>
   
   <summary>仕事をしていると、どうしても怒ってしまうことがあります。 みなさんもそうでしょう...</summary>
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         <category term="11メルマガ再録" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.de-work.com/">
      仕事をしていると、どうしても怒ってしまうことがあります。
みなさんもそうでしょう。
なんの問題もなく、すべてがスムーズに進む仕事なんてないのです。
まあ、そこを解決するのが仕事の本質なんですが。。。

で、それとは別にある程度の年齢になってくると
別な意味で怒らなければならない時があります。
それは、年下の人々に教えなければならない場合です。

先日も営業が、あまりにも状況を判断しない進め方をしていたので‥

      <![CDATA[「なんやこれ？」

「原稿ですけど。。」

「なんやねん？原稿って？」

「いや、だから修正原稿です。。」

「お前！イチから作り直しやんけコレ！なんでやねん！」

「‥得意先が言うから、しかも昨日の晩7時半から打ち合わせで‥」

「おのれは、得意先が死ね！いうたら死ぬんかい！」

「‥」
「俺は昨日9時過ぎまで居ったのになんですぐ電話せんのんや！」

「‥」

「しかも何で今日中に仕上がるって言うてくるんや？」

「‥」

「状況を把握せいや！急がなあかん時は何をせないかんかよ～考えろや！」
「何度同じこと言わせるんや！アホボケカス！犬でも一度怒られたことは覚えるぞ！
頭に詰まってるんは、犬の脳以下のカニミソやろ！パカっと割ってかき出したろか！おぉっ！！」

とまあ、最後の方はなんとか抑えて口にはしなかったのだが、
まあ、周りから見ると相当怒っているように見えたと思う。

実は周りにいるのは、ほぼ制作の人間だけである。

会社によってそれぞれだろうが、だいたい制作より営業が上位にいる会社が多い。
ご多分にもれず当社もそのくちで、制作の人間は営業に譲歩してしまう。

しかし、これは制作者としても会社的にもプラスにならない。
特に制作者が萎縮して、よいものができる素地がなくなってしまう。

そこで、
仕事上で営業が判断ミスをした、そして正しくはどうすべきか？
ということを「周り」に間接的に伝えているのだ。
これを、個人的に「聞かせ」と称している。

ここで、この営業の教育などはどうでもいいのだ。
それより、状況によって営業がしなければならないことは何か？を
「周り」に理解して欲しかったのだ。

それによって、理不尽な思いをしなくて済むはず。
結局やらなくてはならないのだが、責任の所在がはっきりすれば
自信をもって制作に取り組める‥

と、意識は高いつもりなのだが
自分自身聞かされる立場なら鬱陶しいだろうなあ。
単なるうるさいオヤジに見えるだろうなぁ。

まあ、私も今になってから先輩たちが言いたかった事が
理解できるようになってきたのだし‥
いつだって後から気がつくのですね。

人類が進歩しないわけだ。。（笑）
ではでは。




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   <title>あるAD（アートディレクター）さんのつぶやき</title>
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   <published>2009-12-10T09:47:09Z</published>
   <updated>2011-08-02T05:04:34Z</updated>
   
   <summary>いや結局ね、 AD（アートディレクター）だD（デザイナー）ってもね、  芸者さん...</summary>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.de-work.com/">
      いや結局ね、
AD（アートディレクター）だD（デザイナー）ってもね、 
芸者さんと変わらないのね実は。 

AE（営業）がたいこもちで、制作会社が置屋で、
クライアントさんはもちろん 旦那衆なのよね。 

だから、
旦那に気に入ってもらえたらお座敷が増えて、
昔は水揚げされて囲われる人もあったわね。 

まあ、形としてはその会社に移籍するもしくは
ハウスエージェントになるということなんだけどね。
でもそれがアガリってわけでもないのよね。

      <![CDATA[最近ずいぶんと若いうちから
一本立ちする人たちが多いみたいね。
あたしからすると、早すぎるんじゃないって思っちゃうんだけどねえ。
みんな大丈夫なのかしら？

本芸のデザインの力はもちろんだけど、
実は、結構余芸が物言うのよこの世界。

う〜んそうねえ。
あたしがアドバイスするとしたら…

本当に、お座敷減らないようにするには余芸を磨かなくっちゃダメ。
「手間だけど御社のためにやります。踊り」や
（コレは目線が大事なのよ。目線を流す人を間違えないようにね。）

「大丈夫私に任せて下さい…よくわかんないけど頼もしそうな唄い」とか
（旦那をニッコリさせたら成功と思っていいわ）
こんなお座敷芸は基本だし…

あとは、
ピクリと旦那の耳が立つ情報を普段から仕入れたり、
旦那好きのする話芸も研究しなくちゃね。

でも最後に
「いや良かったよ。あんたのお座敷はまた見たいね。」って
旦那に言わせた時が一番嬉しいわね。

なんだか、私のすべてが認められちゃったって感じかな？

この道は中々厳しいけど、
こんな事があるからやりがいはあるわね。

あ、もう次のお座敷行かなくっちゃ。
じゃね。 



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   <title>ちょっとした質問です</title>
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   <published>2009-11-30T08:50:07Z</published>
   <updated>2011-08-02T05:04:34Z</updated>
   
   <summary>質問です。 デザイナーとして飯を食う…いつまでできますか？ 仕事の質を保つ…いつ...</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
         <category term="11メルマガ再録" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.de-work.com/">
      質問です。

デザイナーとして飯を食う…いつまでできますか？
仕事の質を保つ…いつまで保ててますか？

のっけから厳しい質問ですが、今の私にはどちらも自信がありません（笑）。
      <![CDATA[ある印刷会社の社長が言われていたことがあります。
この会社は、最近制作プロダクションを買収して
傘下に収めました。
社長曰く
「制作会社の人事評価基準と印刷会社のそれとは
違いが多すぎて統一は難しい」…と。
「でも職種がデザイナーであれ、事務職であれ皆生活がある」
「その彼らの生活を守るのも会社の使命のひとつだ」と。
立派な言葉です。
この方は聡明で、明快な判断をされるとても魅力的な人でした。

でも経営者の立場です
こんな事も言われてました。
「会社の発展のためには優秀なデザイナーを年齢を問わず招きたい」
「でもそれが60歳を超えたデザイナーだったら…ちょっと勇気がいりますね」
あまりに率直すぎて、私はちょっと吹き出してしまいました。

これは経営者として当然の判断だと思います。
会社的には、低コストで質の高い労働が善なのですから、
高年齢の労働者はマッチしにくいのが現実です。
（その人がいるだけで、儲かるというのならばまた違いますが）
また会社のバランスというものもあります。

では60歳でなく、50歳ならOKなのか？45歳は？40歳は…？
答えはとてもグレーゾーンです。

でも我々は50歳以上でも60歳以上でも生きてる限りは
暮らしてゆかなければならないのです。

そして生きてゆくためには、同じ収入額とはいかなくとも、
すこしでも稼ぐために、当然デザイナーを続けます。

するとあたりまえの事ですが、
年齢と共に量をこなすことが無理になりだします。

量が無理となると残りは質です。
もちろん、それまでまじめにデザインに取り組んでいれば、
年齢と共に質は必然的に上がってきます。(よね？)

しかし残念ながら質とギャラが比例する事は
年々難しくなっています。
もっとも「昔から比例なんかしてねーよ」という
話もありますが…。

ではどうしたらいいのでしょう？

私もいくつか道を模索しました。
そして今も模索中です。



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   <title>これもデザイン？</title>
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   <published>2009-11-17T09:01:34Z</published>
   <updated>2011-08-02T05:04:34Z</updated>
   
   <summary>先日仕事中のことだった。 「ちょっとごめん！これもデザインですわな？」 と、製版...</summary>
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   </author>
         <category term="11メルマガ再録" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.de-work.com/">
      先日仕事中のことだった。
「ちょっとごめん！これもデザインですわな？」
と、製版担当者が昨日校了したチラシの刷り出しをもってきた。
その担当者が指差した先は、M100%＋Y100%の真っ赤なMB101Uの文字の上に、
K100％の四角いベタが1/3程度かかっているキャッチコピーの部分だった。

      <![CDATA[印刷に詳しくない方に、説明させていただくと、
真っ赤で、でっかくぶっといゴシック文字の1/3程度に
四角い真っ黒なベタがかかっている状態‥
といえばわかるだろうか。

「ん？ああこれはそうですよ」と私
「そうでっか、ほならこの重なっている部分で、
下の赤字が薄く透けてるのもよろしいでんな」
「？」

この「透けている」について、少し説明させていただくと、
通常4色印刷の場合、インクというのは、100％でべったり塗ったとしても
実は下地が透けて見えてしまうのだ。

たとえば極端な例になるけれど、
赤色を指定していてもその下地に青色があると、紫に見えてしまう。
そのために、赤色として見せたい場合は赤の下地は色を入れないように
しなければならない。

ところが、黒ベタ100％の場合下地の色に影響しない‥と理論上されている。
そのため、黒ベタの下地には色があっても（一応）OKとされているのだ。
（もちろんかなり話を端折ってます）

ところが、その理論どうりに上手くはいかないのが世の常で‥
この場合、黒ベタの中に下地の文字の一部がうっすらと
見えていたのだ。
以前これと同じ現象でトラブルが起きた事が何度かあり、
そのたびにこれは誰が悪いのだ？と問題になったことがあった。
まあ、そんなこともあって印刷部門でもこの件にはピリピリしていて、
わざわざ担当の私のところまで、聞きに来たというわけだった。

と、ここまで状況を書き連ねてきたのだけど、はっきりいうと
個人的には「どーでもえーがな」と思っている。
ただ、こんなことを言うと、
印刷やデザインに携わる者がそれでいいのか！？といわれそうだ。
お前もヤキが回ったなあ。。もっとシビアな仕事しろ！とも言われるかも知れない。

しかし実際のところ、この程度の問題は多くのクライアントの目からすると
「気がつかないレベル」の問題で「売り上げを左右する」ような欠陥ではない。

ただいつも思うのは、こんな「瑣末なこと」でクライアントとトラブルになる
というのは、クライアントとの関係が築けていない証拠だと思うのだ。

本質ではない部分で、クライアントとトラブルになってしまうのは、
それまでに積もり積もった小さな問題が、一気に爆発するからだ。

しかも、それは必ず仕事の終わり方に集中する。
印刷屋の工程でいうと最終の校了、製版、印刷辺りだろう。
見事に一番爆発して欲しくない時期に呼応している（笑）

これを回避するのはコミュニケーションしかない。
クライアントとよく話をし、相手の考え方や、環境や状況など
きっちり把握することが一番なのだ。

そして、今回このチラシのクライアントについては
「これを問題にするタイプではないな」と私は確信していた。
もちろん私は営業ではないのだが、
数回会えば相手の考え方は理解できる。。。と思う。

もっとも、その確信もさることながら、
この時はともかく、印刷現場の担当者を安心させるため、
「大丈夫。デザインですから。」とニッコリ笑って追い返した。
もちろん「デザインの一部」ではないけれど（笑）

ただその後、ため息をつきながらふと思ったりするのだ。
「オレはだんだん、デザイナーから違うモノになってるのでは‥」

もっとも・・・
違うモノというのは一体何なのか、さっぱりわからないのだけれど。。


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   <title>トラブルの楽しみ方</title>
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   <id>tag:www.de-work.com,2009://19.15576</id>
   
   <published>2009-11-12T09:44:14Z</published>
   <updated>2011-08-02T05:04:34Z</updated>
   
   <summary>知り合いからの依頼だった。 A4サイズを３枚三つ折で裏表、 イラストレーターでデ...</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
         <category term="11メルマガ再録" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.de-work.com/">
      知り合いからの依頼だった。

A4サイズを３枚三つ折で裏表、
イラストレーターでデータ作成済み、アウトラインもOK。
ただし、折ごとに別ファイルになっている。
都合６ファイルをつなげて、印刷できる状態にする
作業費として五万円出す。
と、言われ二つ返事で引き受けた。
（コレハオイシイ‥）

      <![CDATA[いそいそとデータを受け取りに行く。
揉み手したくなる衝動を抑えてデータを受け取る。
メモリスティックと聞いていたから、カードリーダーの
用意をしていたのだけど、貰ったのはUSBメモリだった。
（たしかにスティック状だ‥）

クラ「あ、ちなみにこのデータはオレが作ったデータだから」
私　「‥オレって、あなた？」
クラ「そうだけど」
私　「‥‥」

でもニッコリ笑ってデータを受け取る。
そして、ここで私は頭を切り替えた。
「これはオイシイ仕事じゃないんだ。五万円に相当する仕事なんだ」

結果的にその切り替えが良かったみたいだった。

普段から、パワーポイントの画面データを面付けするという
大技を横目で見る…といった環境で仕事をしているので、
相当なつくりのデータでもひるまない。

結局データのつくりはトンデモデータの王道を突き進んでいた。
お約束の、画像がRGBなのはもちろん、形式もpsd、jpg、tiffに
はじまって、gif、pngまで‥
はてpngってイラストレータに貼れたっけ？

解像度も２８dpi？？？‥
あ～dot par センチメートルか。なんでこんな単位になってるんだ？

ベタの境界線があいまいだ。。。い～やもうそのままにしとけ。

中へ折込むページは、２mm以上控えなきゃダメじゃん。

などなど、まあ出るわ出るわダメデータの見本市のようだった。
でも、最後には
「こんなことしてるんじゃないか？」などと
予測しながら修正していた。
（またそれがぴたりとツボにはまるのだ）

そしてこれで最後だと思ったら、
隅に小さくイラスト追加作成の指示があった。
う～んまあええか。

これだけのデータに付き合わされた最後に
「まあええか」と思えるのも、
ある意味トラブルを楽しめたのも、
最初に「コノシゴトハオイシイシゴトデハナイ」と
頭を切り替えたからなのか…。

やはり仕事の導入部で仕事の全体像をイメージすることは
大事だなと思わされた出来事だった。
（本来的な意味とはかけ離れた感があるけれど…）


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   <title>デザインを学ぶ 2</title>
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   <id>tag:www.de-work.com,2009://19.15575</id>
   
   <published>2009-11-06T09:32:43Z</published>
   <updated>2011-08-02T05:04:35Z</updated>
   
   <summary>さて、前回は 「ノンデザイナーズ・デザインブック」を紹介しました。 でも最後に ...</summary>
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   </author>
         <category term="11メルマガ再録" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.de-work.com/">
      さて、前回は
「ノンデザイナーズ・デザインブック」を紹介しました。
でも最後に

それよりも、私が伝えたいのは
「デザインの基礎」を学びたいと思った人が、
この本だけで「デザインの基礎」を得た！と勘違いして欲しくない‥

と締めたのです。これはなぜか？
      <![CDATA[デザインは見た目です。これは真実です。
ただし…
街角に張られているポスター、
コンビニの棚に置かれているパッケージ、
デザイナー作ったモノがユーザーの目の前に現れる時、
そのデザインに対してなんの説明もありません。

どうしてこの色なのか？
なぜこの書体なのか？

ユーザーはそんな情報はまったく持たず、
ただその目で見て
デザインを気に入ったり、無視したりしています。

「ノンデザイナーズ・デザインブック」では、
この見た目の部分の一定のレベルを
克服する初歩のテクニックを教えてくれます。

でも前回かいた「たとえ話」で言うと、
この本の内容だけでは、
カレーの作り方は学べるけれど、
オリジナルなカレーは作れないのです。

そこで
もう一冊の「みんなの生きるをデザインしよう」を
お勧めしたいのです。

http://tinyurl.com/2co9jq

上段の真ん中です。
さて、どんな事がかかれているのか？

著者の菊地信義さんは、ご存じの方も多いと思いますが
本の装幀デザイナーです。
その菊池さんが、小学生に装幀のデザインを作らせる授業を
二日に渡って行った時のことが、この本には描かれています。
元々はNHKのドキュメンタリー番組の企画として行った授業だそうです。

菊池さんが、その授業で行ったこと。
それは、谷川俊太郎の詩を一つ選び、
この詩を綴った本の装幀デザインをするという課題でした。

そして、この課題を進めてゆくその授業は、
デザインを発想するための、
秀逸なトレーニングプロセスになっているのです。

で、あまり内容を書き出すと長くなるので…

この授業で大切なことは、「イメージトレーニング」なのです。
詩を読んで、詩の内容と自分の経験と重ね合わす。
すると、そこからイメージが現れる。

たとえば、
「あなたと手をつなぐこと」という一節を読んで
「あなた」は誰にあたるのか？家族？友人？恋人？…
自分の経験と照らし合わせて、
どのような場面か想像する作業を行うのです。

そしてまた、
ひょっとして、人ではないもの？もっと大きな事？
というように、イメージを広げてゆく練習にもなるのです。
（私個人的にはネタを転がすと言いますが）

初日の授業は、それぞれが出した詩のイメージから
装幀を作るところまでやりました。
じゃあ二日目は？
実はここからが、この授業の真骨頂です。

菊池先生は、皆が初日に作った作品を
すべてボツにしたのでした。
そして、
「生きる」の詩に、自分が思う「生きる」を
一文付け足してきなさいと、宿題を出したのです。

詩は「生きる」ことに対して、より深く考えるための触媒だったのです。
自分自身の「生きる」を見つけ、
そこから自分なりの装幀を作らせることが本当の狙いだったのです。

この後は、小学生の彼らが泉のごとく発想してくるアイデアと
そのアイデアを表現に結びつけられるように、
うまくリードしてゆく菊池先生がいきいきと描かれています。

菊池先生はこう書いています。

イメージを持ち、それを表現するのは芸術家だけではない。
自動車会社の、技術者や営業マンも、今の日本に必要な車は
なんだろうとイメージする。
農業にたずさわる人も、健康な野菜、おいしい野菜はなんだろうと
イメージする。（中略）
多くの人は、イメージを持たないで、世の中の流れにそってゆく。
自動車会社にしたってみんなが車を愛し、つくっているわけではない。
しかし、
ただ給料がいいから、という理由だけでたずさわる人は不幸だし、
そんな人たちがつくるものがあふれる社会は、ゆがんでいくと思う。

どうでしょう。

たぶんこの本を読んでも、すぐデザインの仕事には活かせないでしょう。
この本から、何かの技術を得ようと思えば、
「イメージを持つ方法」でしょうか？
それは、この本をよく読めば習得できるでしょう。
でも、もっと大切なことは、イメージを持つ方法よりも
イメージを持つという行為なのです。

さて、対照的な二冊でしたが、私はどちらも大切な基礎が書かれていると
思います。
でも、デザイナーとして仕事を続けるのであれば、
どちらか片方だけでなく、両方とも読んで欲しいと思います。

「ノンデザイナーズ・デザインブック」　ロビン・ウィリアムス著
「みんなの生きるをデザインしよう」　菊地信義著

http://tinyurl.com/2co9jq



ではでは。。



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■ デザイナー3年目●クライアントとのつきあい方読本
■ 発行元：ふつうのデザイン
http://ordinary.jp/
mail■ordinary.jp
お手数ですが■には半角＠を入れてください。
■ 登録は<a href="http://www.mag2.com/m/0000155103.html">コチラ</a>

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   <title>デザインを学ぶ</title>
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   <published>2009-11-04T09:19:53Z</published>
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      よく、デザインを基礎から勉強するにはどんな本を読めばいいですか？という
質問を見たり、受けたりするのですが、
本当はこの質問の仕方では片手落ちなのです。

いや「基礎」といっているじゃないか？と思われるかも知れませんが
実は、人によって「基礎」の捉え方が違ったりするのです。

      <![CDATA[最近その「デザインの基礎」の本を二冊読みました。
一冊は「ノンデザイナーズ・デザインブック」　ロビン・ウィリアムス著
もう一冊は「みんなの生きるをデザインしよう」　菊地信義著

<a href="http://astore.amazon.co.jp/ordinarydesig-22/249-5851948-5425134?_encoding=UTF8&node=2">マーケティング＆デザインブックストア</a>

上段の二冊です。

対照的な二冊でした。
意識して選んだわけではないのですが、「ノンデザイナーズブック」の方は
ネット上でよく推薦されているので、一度読んでみようと思い注文したもの。
「みんなの生きるをデザインしよう」は新聞の書評と本屋の店頭で見たもの。
目にした経緯は違うのですが、どちらも気になったので読んでみたのでした。

どちらも「デザインの基礎」について書かれた本なので、
（「みんなの生きるを～」は、そのつもりはないのかもしれませんが‥）
どちらも「基礎」には違いないのですが、その意味が全く別なのでした。

ここで、
たとえ話です。

あなたは、カレーの作り方が知りたいとします。
テキストＡには、
１．肉、野菜を等サイズに切る。
２．肉をいためてから野菜を炒める。
３．水をヒタヒタに入れて、コトコト煮る。
４・カレールーを入れる
という手順が詳しく書かれています。
そこには、野菜切り方や、油のひき方、包丁の使い方まで解説されています。
ひとまずこの本を読めば、カレーは出来上がります。

テキストＢには、
カレーを作る手順は明快に書かれていません。
しかし、なぜ肉、野菜を等サイズに切らないといけないのか？
なぜ、 肉をいためてから野菜を炒めるのか？
という「なぜ」については学べます。
でも、このテキストを読んで、すぐカレーを作れるかどうかはちょっと怪しい。。。

何のたとえだったかというと、
このテキストＡが、「ノンデザイナーズ・デザインブック」で、
テキストＢが「みんなの生きるをデザインしよう」だったのです。

一回で、両方紹介すると長くなるので
今回はまず、「ノンデザイナーズ・デザインブック」だけを紹介します。

この本は、本当に（変な言い方ですが）デザインをしたことがない人向けの本です。
業務で社内報を作らなければならない人や、町内会の案内を任された人、
デザインやタイポグラフィーの学習に時間とお金をかけられない、けれど
作るものは見栄え良いものが欲しい人向け‥と書かれています。
だからといって、デザインを生業にする人にはこれでは‥
という事はありません。

実際に読んでみると、
キャリアのあるデザイナーであれば、経験則で知っていることが
わかりやすく書かれています。

それは、キャリアのあるデザイナーが知っていて、毎日それを駆使して
デザインをしているにも関わらず、
うまく人に教えることができない感覚的な部分でもあります。

主に、文字の種類や特徴、扱い方とそのレイアウトについて書かれていて、
これらはデザインの基礎でもあります。だから、これを新人のデザイナーが読むことは
大いに意義があると思いますし、二、三年がむしゃらにやってきた元新人が読めば
さらに効果的かもしれません。

この本の特徴は、同じ要素で「良い例」「悪い例」が丁寧に掲載されているので
読めば（見れば）わかるというところでしょう。
とても実践向けです。
すぐに役に立ちそうです。
だからこそ、ネット上でよく勧められるのでしょう。

そこで、「カレーを作る」たとえ話に戻るのですが。
ともかくこの本を、まじめに実践すれば
おいしいカレーはできます。

しかし味は、人に食べさせるレベルには達しているけれど
甘口、中辛、辛口ぐらいの幅と
スープカレー系か、とろみカレー系か‥
というバリエーションしかできないように思えます。

決してこの本を貶している訳ではありません。
総じて、実践的な情報やツールはピンポイントか限られた範囲で
効果が出るものなのです。
ですから、バリエーションが効かないというのは
仕方ない事なのです。

それよりも、私が伝えたいのは
「デザインの基礎」を学びたいと思った人が、
この本だけで「デザインの基礎」を得た！勘違いして欲しくない‥
ということなのです。

次回は、この本と対極に位置する、
「みんなの生きるをデザインしよう」を紹介したいと思います。




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