デザイナーの怖い話1
「呪文」
ある晴れた日の午後、
数ヶ月に終ったチラシデータをクライアントに
PDFで送って欲しいと営業より連絡がきた。
「アレ?そういえば次回も頼むとか言ってたくせに、とんと連絡が無かったな…」
こんな状況で前回のPDFを要求される場合、理由は明快だ。
クライアントは他社へ発注するつもりなのだ。
PDFファイルを渡すと言う事は、
ロゴから写真から色指定から全ての情報を他社へ手渡すということだ。
デザイナーなら誰でも知っていることだ。
営業はそんな事を気づいているのか、いないのか…
いつもの脳天気な声で、
早めにメールでクライアントへ送って下さいね~…と
電話をしてくる。
これでクライアントに貢献しているつもりなんだろう。。。
間抜けな奴め!
いつもはだまって言う事を聞くのだけど、
そのノー天気さがあまりにも腹が立つので、
私は、彼らに天罰を与えてやろうと思い、
PDFに呪文をかけた。
呪文とは、
つまり、PDFにパスワード設定をしてやったのだ。
しばらくすれば、クライアントに急かされた営業が、
パスワードを聞いてくるだろう。
その時彼はこの恐ろしい呪文を知る事になる。
その呪文とは…
「chosakuken-shingai」
お後がよろしいようで~
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