環境問題が取りざたされて既に50年近く経っているかと思う。
最初に話題なった、レイチェル・カーソンの『沈黙の春』は1962年だそうだ。
でも、お尻に火がつかないと知覚できないのは人類みな共通なようで、
世界的に問題視されてきたのは
ここ10年ほどだと思う。
で、私の思う環境の解釈ですが…
まず自分を中心に円を描いて、その円の中が自分の環境だとする。
それが自分に影響があると知覚する範囲とする。
円の直径が2mならば、その範囲。
10mならその範囲…
4万kmなら地球全部だ。
つまり、自分で描いた円のふちが遠ければ遠いほど
ユニ●ロの安いカシミヤのせいで中央アジアの草原が滅びていることや、
Co2の発生量が少ないからといって、ディーゼル車ばかり増えた
欧州の大気が汚染されている…なんてことが聞こえる。
でも、
直径2mだと隣のデスクの人の事すら怪しくなる。
だって2mより外は自分とは関係ないんだもん。。。
いきなりデザイナーとなんの関係が…的な話しを始めてしまいましたが、
ちょっと通じるものがあったので…
あるクライアントのお仕事。
リクルート用会社案内を作るのだが、ちょっと動いては止まり、
止まったら一ヶ月以上放置状態。
動くたびに、方針があっちこっちへ飛びまくる。
間が一ヶ月も開くのだから、こちらも前回のことを忘れかけている。
担当者は日々の業務に忙殺されて、こんなロングスパンの仕事は
頭の隅に追いやられているようだ。
どうも、この担当者は直径2mの円しか見えていないな…と感じた私は、
3回目のデザイン修正を提出したときに、
それまで作成したデザインを全種同時に届けた。
「これまでの経緯と今回を見比べて、次回につなげてね」と手紙も添えた。
そして、年が開け納期が迫り(納期があったことに私は驚いたのだが…笑)
担当者の2m圏内に、会社案内制作がガッチリ食い込んでしまった。
あせる担当者。飛び交う指示、でも校正が修正の前やら後やら分けワカメ。。
こちらはもう開き直りモードで「ワシ、できることしかやらんもんね」状態。
多分このまま出来上がっても、このツールは効果が全くないだろうと思われる。
時間とお金を使い、また紙を無駄にする。
どこか遠い国の木が倒れる音が聞こえた…ような気がする。
あぁこうして人類は滅びてゆくのかなあ…と考えつつ
ふと最初の一文に目が留まる。
経営方針 第1、環境に貢献します。
おあとがよろしいようで。。。
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