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デザイナーかくありき‥は本当か?

若手デザイナーに、
ベテランデザイナーがよく言う話がいくつかあります。
私も20年前の駆け出しの頃は色々言われました。
今回は、その中でいくつかこの20年のうちに検証できた話を
いくつか綴ってみたいと思います。

1.デザイナーは30才までに頭角を現さねばならない。

私はかつてこう言われプレッシャーをかけられました。
他の方はどうですか?
でもこれはどうなんでしょ?頭角を現すって‥?具体的に何?

私にそう語った人が考える「頭角」の現し方は、何か「賞」を取ること。
そして、過去に「賞」をとった人々の仲間に入れてもらうこと‥でした。

まあ20年前(今もそうか?)デザイナーとして名を成すには
これしかなかったのです。
で、結局私はどうだったか?
別に「賞」もとれず(というか応募すらもしていませんが)
その仲間とも縁がなくこれまでやってきています。
そして今は「ふつう」に暮らしています。

まあ、なんの「賞」も取ってないので偉そうな事は言えませんが
とりあえず今までの人生は悪くないと思っています。
とりわけ、近年インターネットを利用することで、
広く低コストで自分の主張ができる環境が揃い、
ますます悪くないと感じてます。
(無理に思ってるか?)

ですので、「頭角」の現し方は様々だし
人や時代によるもんじゃないかと思います。
みなさんはどう考えますか?


2.デザイナーは高品質な商品やサービスを知らねばならない。

これは確かにそうだと思います。

デザイナーは、仕事上様々な商品やサービスの
デザインやプロモーションを考えなければなりません。
そのとき、その商品やサービスのトップクラスのものを、
知っていれば‥
経験していれば‥

今自分が対峙しているものが、
どのランクに属するモノか肌で理解出来ます。

高品質なものは、値段が高いからといって敬遠するのは簡単ですが、
それを試すことも経験です。
もし高い金払って失敗したと思ったら
それは自分の知覚が肥えてきたんだと思いましょう。
身銭(自腹)を切ると、肥え方もひとしおですよ(笑)


3.良いカメラマンはフィルムを異常なほど使う。(開高 健)

デザイナーではなくカメラマンの話ですが‥
これは、開高健のエッセイで読んだものです。

特定のカメラマンを賞賛するために書かれたのかもしれませんが
なんとなくその傾向はあるような気がします。
昔はフィルムや現像にコストがかかったので、
そんなもんをケチる奴は大した仕事ができないという
戒めなのかもしれません。

ただ、デジタルカメラが主流の現代においてはどうなんでしょうか?


4.良いデザイナーは地味だ。(中島らも)

これは出典を探しきれなかったので、間違ってたらごめんなさい。
らもさん曰く、変にデザイナーでござい‥という見かけの人より
地味で口下手で、目立たない人のほうが良い仕事をする‥
と書かれていました。

たしかそのときの表現は、
パチンコ屋で、こぼれ玉をゲットしてそれを嬉しそうに
報告に来た人‥とされてたと思います。
そこまでベタで地味な必要があるかどうかは別として、
ある意味当たっていると思います。

以前から、デザイナーはしゃべれなきゃとか、自己アピールしなきゃとか
書いてきたのですが、それを上手く出来ない人の方が多いのが現実です。

過去だろうが現代だろうが、
デザイナーは作ったもので判断される‥
という見方をすると、口の上手い下手という評価基準は
あまり意味がないのかも知れません。

ふと思いついたことを書き出したので、
他にもまだあるかもしれません。
私の場合はもう20年も前のことですが、
今のあなたは先輩や上司に何を言われてますか?

ではでは。


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