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vol.96 オープンスタンス再確認

以前このメルマガで、デザイナーのスタンスについて書いたことがあります。
なんだ!偉そうに!と言われるかな?と思いつつも、
直接そう言われたら、謝ろうと思いつつ書いた覚えがあります。

で、どこからもクレームは来ず(笑)、またサイトにこの記事をアップすると
アクセスが多い…といった結果が出ました。

そうかそれなら…(笑)と思ったわけではありませんが、
その中のオープンスタンスについて再度書いてみようと思います。

デザイナーのスタンスとして、まずクライアントに対峙する場合…

基本的にクライアントは、相談をしたがっている…と考えてください。
何を作るか、いくつ作るか、納品はどこか…なんてことは営業マンで
事足りるのです。そんなこと聞くために、わざわざデザイナーと会うほど
クライアントも暇じゃありません。

そんなことじゃない、クライアントはもっと深刻なことを相談したいのです。
デザイナーであるあなたは、それを受け止め、答えを出す役割の人なのです。

肩の荷が重くなりました?
そう、肩の荷が重くなるということは、「責任がある」ということなのです。
そんな責任ある人が、まるで営業マンのように、
妙に卑屈な態度に出たとしたら、どう思えるでしょう?
ちょっとどうかな?大丈夫かなこの人…とクライアントは思うでしょう。

決して横柄な態度で接する方がいいといっているわけではありません。

では逆に、妙に威圧的な態度でクライアントに接するデザイナーが
いたとしましょう(実は昔はこんな奴ばかりだった。笑)。

本当に相談したがっているクライアントであれば、
言いたいことをフランクに言えないのではないでしょうか?
偉そうな態度の人に、本音を語る人は少ないでしょう。

卑屈でもダメ、横柄でもダメ、じゃあどうすればいいのでしょう?
そこで、医者と患者の関係を思い出して欲しいのです。

患者は医師のところへ行って、自分の体の不具合を伝え、
それを治療してもらいます。
もちろん患者は、医学の素人ですから、的確に伝えられません。
自分の不具合を医師に伝えようとして、言葉を尽くすでしょう。

医師はそれを聞き、病状や不具合の原因を判断し、
適切な治療と、投薬を決定します。

この一連の流れは、デザイナーとクライアントの関係に近いものがあります。


ちょっと話が脱線しますが、
最近はお医者さんがとてもフレンドリーなような気がします。
この変化は、医師の過当競争というのもあるのでしょうが、
医療もサービス業であると、考えるお医者さんが
増えてきたからだと思います。
事実「医療はサービス業だ」と明言する医師と私はお会いしたことがあります。

でも、サービス業であっても病気を治すためには毅然とした態度で
患者に接する必要があります。

薬が苦いからといって、効かない甘い薬を処方するわけにはいかないのです。
好きな服を選ぶこととは違います。ちょっと似合ってなくても、
「お客が好きだと言うのだからまあいいや」では済まされません。

デザイナーが医者と同じ立場と仮定すれば、
クライアントの不具合を見抜いた場合、
それがクライアントにとって痛い所であっても、
正確に指摘しなければなりません。。。


ここで大切なことは、
あくまでもフェアでオープンな思考で聞き、判断することです。

つまり、
相手が嫌がる→(嫌われたくない)だから控える…
これは、フェアではありません。
自分の都合で相手の利益を損ねています。

相手が嫌がる→(でも必要なこと)だから隠さない…
真に相手の利益を考えているという態度です。

オープンな思考とフェアな判断は、その場で相手が顔をしかめても
必ず理解してもらえます。


でも、

それほどたいした指摘なんかできないよ…。。

クライアントが聞く耳もたないし…。。

といった声が聞こえてきそうですね。


さて今回はここで紙数が尽きました。
(我ながらスゴイ言い逃れだ!笑)

ということで、
今回はちょっとした概論みたいになってしまいました。。。
実際の問題ついては次回にしましょう。
ではでは。

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