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自分がやれることをやる話

よくグラフィックデザイン界の、
御大達の制作ドキュメントなんかを読んでいると、
クライアントとの意向や希望、狙いや目論見などについて
それほど大きなスペースを割いていない。

つまり、
依頼された案件についてクライアントはどうしたいか?
ということについて、それほど詳しく書かれていない
ような気がするのだ。

むしろそこに記されているのは、
クライアントと社会の関係についてであり、
それが為にクライアントは、どう考え向き合うべきか?
ということが語られているのだ。

そして、それに伴って世の中へ対して自分自身からの
メッセージも多く語られている…
ゆえに、「仕事」を「作品」と言い得るのだろう。


残念ながら、
この日本でグラフィックデザイナーという職業に従事している、
私も含めた多くの人々は、
社会や世の中へ対して、自分がどうあるべきか?まで
ゆっくり考えている時間がない。

考えていたとしても、それを自分の仕事に反映させるだけの
余裕がないのが現実なのだ。

御大達は、まあ仕事はある。それなりの地位も確保した。
じゃあ、ひとつ説教でもするか…と考えてるに違いない・・・
と、斜めにかまえて見ることもできる。

て、いうかあ、実際はぁ・・・みんなそう思ってるじゃん!


でも…と思う。
御大達のようなステージに、自分が立っていないからといって
デザインと社会の関係について、考えなくてもいいのか?

御大達の仕事を、ひがみ混じりで揶揄すればするほど、
我が身が惨めになることに、気がつかないのか?

批判するのは簡単だ、ダメだダメだと言えばいいのだから。。。
もし反論するならば、
じゃあどうすればいい?という答えをもって初めて反論になる。
しかも、自論の実践がなければ反応も鈍い。

でも、己の意思を貫き通す‥というのはカッコイイが
本気で実践するとなると、これは大変だ。

かつて、敗戦後の混乱している日本では
闇物資という物が流通していたそうだ。

これは名の通り、不正なルートで流れてきた品々で
それこそ、闇から出てきたような品々だったらしい。
しかし、当時は正規品よりもこちらの方が、豊富で品揃えも多かったそうだ。
そのため多くの人々は、その闇物資を買って生活をしていたそうだ。
というか、闇物資を買わなければ食べるものが無かったという状況だった。

でもその闇物資を口にしなかった人もいたらしい。
曰く「正規の物ではない」ということで…

そしてその中には、己の意志を通して
餓死してしまった人さえいるという。


私は…餓死はいやだ(笑)
でも、言いたいことは、言えるような人になろう
と常々思っている。
(今そうなっているかどうかは、また別問題だが‥)

といっても、
別にデザイン界の御大達に何か反論があるわけでもない。
ただ、今自分ができることをやってみようと思っただけだ。

一年以上前にこっそり宣言した、
若いデザイナー向けのサイトを
オープンしました。

それがこのサイト「デザイナーの仕事」なのです。


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