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どうすれば、クライアントと対等に仕事を進められるか? vol.97

さて、前項の続き…

デザイナーとクライアントの関係は、医者と患者に似ていると書きました。
患者(クライアント)は体の不調を、医者(デザイナー)に伝えようとします。
当然患者は医学(デザイン)については素人なので、体の不調を的確に伝えられません。
それでも医師(デザイナー)はしっかり聞き取って適切な治療を行います。

でも…
「色んな課題を持ち込まれても、それに詳しくなければ適切な聞き取りは難しいよ…」
と、思われる方がいるかもしれません。

そこで、
「医師にも専門がある」ということを
思い出して欲しいのです。

医師の守備範囲って、内科、外科、眼科に耳鼻咽喉科、歯科医に美容整形外科まで…
専門がすごく細かく分かれているでしょ?
これは、部位や病気ごとに専門がいるということですよね。

そうです。デザイナーも、自分の専門を作るべきだ。ということです。

医者ほど明確ではありませんが、やはりデザイナーにも専門分野があります。
個人的には、医者のようにクライアントの業種の数だけ専門デザイナーは
存在してもよいと思っていますが、まあそうもいきません。
とりあえず様々な業種を大きく分けると、衣・食・住・遊の四種でしょうか。


…そんなこといっても
実際現場は何でもやらなきゃならないし、仕事のえり好みなんてできる状況じゃない!
というのが実際の本音でしょう。

でも、仕事をちょっとだけコントロールすることなら…可能じゃないですか?
つまり、好きで興味のある仕事には気合を入れる。
そうでない仕事には…
それなりに対処するということです。

簡単に言うと「黙って、仕事のえり好みをする」…ということです。

まあこれは、数年経験を積んだデザイナーでないと難しいかもしれませんが、
逆に言えば、数年経験を積んだデザイナーであれば、専門化するべきだともいえます。

黙って仕事のえり好みを続ければ、
少なくとも社内では、何がしかのアピールできるはずです。
そして、ことあるごとに周囲に小声でもいいから言うのです。
「私はコレがやりたい!」と。

よくやりたい仕事が回ってこないとか、やりたい仕事に出会えないとか
愚痴る人がいますが、まず自分から看板掲げなきゃ誰も分かってくれません。

気合の入った仕事ができれば、それには誰かが気づいてくれます。
その上、これをやりたい!と事あるごとに宣言していれば、
やりたい仕事が集まる確率は高くなるでしょう。

そして、やりたい仕事の比率が増えるほど、あなたは専門家になれます。
専門家というのは「こなした数が非常に多い人」を指すのです。
知識と経験は数をこなせば身につきます。
ある一定のラインを超えたら、向こうから仕事がやってくるようになります。

こうなれば、
クライアントは専門家(医師)に頼みにくる(治療を求める)状態ですね。
この段階にくれば良い循環が回りだします。


医者はその専門になるためのコースが用意されていますが、
デザイナーの場合、明快なコース設定がありません。
だから自分で拓くのです。これはある意味チャンスですよ。

どうでしょう?
クライアントと対等の立場で仕事を進める方法について
ひとつの答えじゃないかと思うのですが。。。

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